RsKeyは、サブモジュールによって使用用途にあうようにカスタマイズすることができます。RsKeyとサブモジュールの関係は以下の様になっています。
● サブモジュールは、RsKeyとは独立した常駐プログラムです。RsKeyが常駐している時に実行すると常駐します。必要な時だけ常駐させ、いらなくなったら解放できます。終了(解放)するには、Rオプションを使います。
例:
実行 : >submod
解放 : >submod ーr
● サブモジュールを実行すると(常駐すると)、RsKeyに登録されRsKeyのサブルーチンのように振る舞います。
● RsKeyは、外部機器からデータを受け取り、業務プログラムに出力する過程で、サブモジュールを呼び出します。サブモジュールが実行されていなければ、呼び出しは行いません。RsKeyがサブモジュールに制御を渡すとき、外部機器からのデータを渡します。
● サブモジュールは渡されたデータを処理して、処理結果をRsKeyに返します。
● RsKeyは、サブモジュールから返されたデータを業務プログラムに渡します。
図 9.1
実際には、RsKeyが外部機器データを取り込んでから、業務プログラムに出力する迄の過程にはいくつかの異なる処理が存在するので、すべての処理を1つのタイプのサブモジュールで対応することはできません。そこで、RsKeyには、処理内容によって、いつくかの異なるタイプのサブモジュールが必要です。
具体的には、RsKeyは大きく分けて3つの部分から構成されています。その各構成毎に異なるタイプのサブモジュールがリンクされます。
図 9.2
RsKeyとサブモジュールはこのように構成されるため、サブモジュールによってRsKeyで重要ポイントで処理をユーザーが定義することができます。